やっとこさ呪術廻戦0を観たら(ネタバレ含む)最高だった話をダラダラと語る


こんにちは。くろかぼちゃんです。


去年の12月24日に
封切りになってからというもの、

観たくてしょうがなかった「呪術廻戦0」を
やっと観れました……。


12月中に観てやる!と息巻いていたのに、
毎年やってくる、年末年始の不調が
今年はまた新しい感じでやってきて……。

寒いのよ、とにかく寒い。


いや、そりゃ、冬だから寒いだろって
思うかもしれないけど、寒さが尋常じゃない。


体が全力で、熱を作ることを
放棄しているような感じで、
体温調節ができないトカゲのような状態。

あれ〜私、哺乳類だったはずなのに……。


まあ、そんな具合で、年明けてからも
心は行きたいのに、

体が言うことを聞かなくて行けないという
ジレンマを抱えつつ時間だけが
過ぎていっていたのです。


で、一月のある晴れた、ぽかぽか陽気の日、
「今日行かねば、いつ行く?」とばかり
やるべきことを光の速さで片付けて、

やっと念願叶って(大げさな……)観ることが
できたのです。


焦らされた分
(いや、別に誰も焦らしてはないけど)

期待は高まり、ワクワク最高潮で
席に着く。





浮かれ過ぎて、席を間違えてカップルに
「あの、僕たちそこの席なんですけど……」と
冷ややかに指摘される。


すまない、座席番号も、
ろくに目に入らないほど興奮してるんだ、
私は。




そして、いよいよ、始まり……


まじ、最高かよ



私は、日本のアニメ作品を観るたびに、
日本人でよかったと痛感する。


もちろん、吹き替えとか字幕とかでも
楽しめるとは思う。


だけど、日本語特有の間とか、息遣いを
余計なことを考えずに感じられるって

生まれてからずっと日本語に触れてないと
無理だと思うんだよね。(少なくとも私は)


呪術廻戦は漫画で読んでいたけれど
今回映画になってた、乙骨先輩のエピソードは
まだ読んでなかったので、乙骨先輩とは
初対面。(?)




乙骨先輩が出てきて、
「ん、この人、誰かに似てんな」
と思うも束の間、一声発した瞬間、
気づく。


「碇シンジみがすごい……」
それもそのはず、キャストは緒方恵美さん。

「死んじゃダメだ……
死んじゃダメだ……
死んじゃダメだ……」が

出た時は、震えた(笑)





あとは、なんと言っても夏油。

声がよ〜、
櫻井孝宏さんなんだよ!!


櫻井孝宏さんは、ジョジョの岸辺露伴で
どハマり。


声だけで、キャラクターに命を吹き込む
声優さん、ほんとすごい。


いい声って聞いているだけで癒される。
なんかもう、ほんとありがとうと言いたい。





私はわかりやすく、クールで、頭良くて、
デキるキャラが好きで、

いわゆる少年漫画で主役になりがちな
「バカで熱血で無鉄砲、でも愛される」
キャラは、ちょっと苦手。


だから呪術廻戦だと、

虎杖よりも、五条先生や棘くんが
好きなんだけど、
(ちなみにジョジョだと承太郎と露伴先生)




夏油との戦いでキレた乙骨先輩は
最高にかっこよかった。


里香を失ってから、自分を含めて
守りたいものを見つけられずにいた
乙骨先輩だけど、

心の底では、誰かに必要とされたいと
自分の居場所をずっと探していた。


乙骨先輩が怒る時って、
自分が傷ついた時じゃなくて
大事な人を傷つけられたり失うかもって
時なんだよね。


人のために本気で怒れる人って
強いし怖い。


自分はどうなってもいいって思っているから。


まさに乙骨先輩は自分と引き換えに、
夏油を圧倒するような力を
発揮したわけだし。


まさに諸刃の剣。


でも、そういう危なっかしい人ほど
魅力的なんだよなあ。
(漫画やアニメの世界限定だけど)


呪術廻戦は何となく漫画を読み始めたんだけど
どハマりしたのは、
夏油の呪い落ちのエピソードから。


正義感が強すぎて闇落ちしちゃうのって
よくある話だけど、夏油と五条先生との
対比がグッと来る。


夏油が呪い落ちする前は、五条先生の方が
強者が弱者に合わせることに疑問を持っていて
むしろ危険因子っぽかったのに、

夏油が呪い落ちしてしまってからは、
夏油が信じていた思想を夏油の代わりに
貫いているところが、何とも切ない。



いつもチャラチャラしているのが
その切なさを隠すためのような気がして、
ギャップに弱い私としては、たまらん(笑)


これは、映画で観て正解だったな〜
もう一回見たいレベル。


早くあったかくなって、気軽に
外出できるようになって欲しい……。


春よこい、早くこい……。


では、この辺で終わります。




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